【卒論が楽なテーマにはどのようなものがある?】
卒業論文(卒論)のテーマ選びは非常に重要です。適切なテーマを選べば、モチベーションを保ちながら卒論執筆に取り組めます。一方で無理なテーマを選んでしまうと、行き詰まりを感じてしまいがちです。
そこで、比較的「楽」と感じられるテーマについていくつかご紹介します。
- 身近なトピックについて
日常生活の中で感じている疑問や関心事を卒論のテーマにするのが無難です。例えば、「大学生のアルバイト実態」「高校生の進路選択」「SNSの利用実態」といったテーマが考えられます。身近な題材なので、調査もしやすく、作業に熱が入りやすいでしょう。 - 過去の論文を活用
先人の卒論や論文を参考にし、それらを発展させる形で新たなテーマを設定するのも一つの方法です。既存の研究を活用できるので、準備の手間が省けます。ただし、オリジナリティが問われる面もあるので注意が必要です。 - 量的調査に重きを置く
アンケートやデータ収集を中心に据えたテーマを選ぶと、比較的書きやすい傾向にあります。質的調査は分析が難しい面もありますが、量的調査であれば作業が簡略化されがちです。 - 興味のある事例研究
自分が強い関心を持っているものの事例研究を行えば、モチベーション維持にもつながります。例えば、観光地の活性化策や企業のマーケティング戦略など、熱意を持って取り組めるでしょう。 - フィールドワーク中心の内容
アンケート調査に加え、実際に現場に赴きフィールドワークを行うテーマを選ぶのもよいでしょう。座学だけでなく実践を伴うので、卒論作成が活き活きとしたものになる可能性があります。
このように、自分の実力や関心に合わせてテーマを慎重に検討することが大切です。扱いやすそうなテーマを選んでも、自分なりに工夫を重ね、時間をかけてよりよい卒論を作り上げていきましょう。
楽と感じられるテーマでも、十分な準備を怠らなければ、確実に質の高い作品を仕上げられるはずです。