【卒論の議題(研究課題)って何を設定すればいいの?】
卒業論文の議題、つまり研究課題を設定するのは非常に重要な作業です。議題次第で論文全体の方向性が決まってしまうからです。適切な議題設定のポイントをいくつかご紹介します。
- 自分の関心のあるテーマを選ぶ
卒論執筆は長期に渡るプロセスです。そのため、自分の強い関心があるテーマを選ぶと、モチベーションを保ちやすくなります。 - 専門分野に関連したテーマがおすすめ
これまでの専攻科目や講義で扱った内容と関連するテーマを選べば、基礎知識があり、掘り下げやすくなります。 - 新規性があり、独自性の出せるテーマ
卒論には一定の新規性や独自の視点が求められます。マンネリな議題は避け、新たな知見が得られそうなテーマを探しましょう。 - 実証可能であること
実験や調査、データ収集などで実証可能な議題を立てる必要があります。抽象的すぎる課題は避けましょう。 - 適切な範囲と難易度であること
卒論の分量や期限に見合った適切な範囲と難易度を考慮しましょう。狭すぎても広すぎてもNGです。 - 指導教員の助言を参考にする
設定した議題について、指導教員から助言やアドバイスをもらうのがベストです。熟考の上、綿密に議題設定を行いましょう。
議題設定は、論文の方向性を大きく左右する重要なステップです。自身の興味関心と専門性、そして実現可能性を踏まえた上で、独自の視点や新規性のある議題を立てるよう心がけてください。迷ったら何度でも指導教員に相談するのがおすすめです。