卒論の結びって、どうやって結んだらいい?

卒論

卒論の結びの書き方は大切です。せっかくの主張や発見が適切な結びでまとめられていないと、論文全体の価値が損なわれてしまいます。以下のポイントを押さえて、しっかりとした結びを書くようにしましょう。

【1. 主張や発見事項を簡潔にまとめる】
本論で述べてきた中心的な主張や、重要な発見事項を簡潔に要約します。読者が「この論文で何を言いたかったのか」をはっきりと把握できるようにします。

【2. 意義や貢献を明確にする】
あなたの研究が、学問的にどのような意義や貢献があるのかを明確に示します。新しい知見が得られた点、従来の理論への修正点などを強調します。

【3. 今後の課題や発展的研究テーマを提示する】
本研究で解決できなかった課題や、今後さらに検討が必要な点を率直に述べます。関連する発展的な研究の可能性についても言及するとよいでしょう。

【4. 研究の限界や反省点を示す】
使用したデータや研究手法の限界、反省点なども簡潔に示します。客観的に研究の弱点を認めることで、neutral性を高めることができます。

【5. 総括的なメッセージで締めくくる】
最後に、研究を通して得た総括的なメッセージを力強く結びとして示すことをお勧めします。読者に強い印象を残す言葉で締めくくると良いでしょう。

結びは短くとも、上記のポイントが盛り込めるよう工夫が必要です。章立ての中で結びに費やせる分量に制約があるかもしれませんが、簡潔に的確にまとめることが肝心です。

結論部分は、論文の要約と今後の展望が凝縮された大切な部分です。指導教員からの助言を参考にしつつ、じっくり時間をかけて丁寧に書き上げていくことが重要となります。読者に対する責任を持ち、しっかりとした結びを用意するよう心がけましょう。

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