タイトル:「卒論のフォントってどう設定したらいいんだろう?」
卒業論文の書式を整える上で、使用するフォントの設定は重要なポイントの一つです。適切なフォントを選び、読みやすくわかりやすい論文を作成することが求められます。
一般的な指定に従う
まずは所属大学や学部の指示に従うことが大前提です。多くの場合、卒論のフォントについて明確な指定があります。例えば「MS明朝体」や「MS Pゴシック」などの等幅フォントが指定されていることが多いでしょう。指定があればそれに従う必要があります。
読みやすさを最優先
フォントを選ぶ際のポイントは「読みやすさ」です。華美な装飾フォントは避け、シンプルでありながらも見やすいフォントを選びましょう。教科書や雑誌でよく使われているような、無難な書体がおすすめです。
サイズは10~12ポイントが目安
フォントサイズについては10~12ポイントが一般的な目安です。10ポイントだと少し小さすぎる印象があるので、11ポイントあるいは12ポイントに設定するのがベターでしょう。行間は1行おきがスタンダードです。
ゴシック体と明朝体の使い分け
本文の主要部分にはゴシック体を、章題などの見出しには明朝体を使うのが一般的なスタイルです。要旨や参考文献リスト、図表のキャプションなどは、異なるフォントを使い分けるのがよいでしょう。
英語のフォントは「Times New Roman」
英語の文章部分については、「Times New Roman」フォントが最も一般的です。サイズは10~12ポイントが無難でしょう。英数字のフォントは必ずゴシック体のものを使うよう注意が必要です。
書式設定の統一が大切
フォント設定は多くの学生が失敗しがちなポイントです。1文書内で複数のフォントを使い分けがちですが、できるだけ統一させるのがマナーです。設定を統一することで、論文の体裁が整い、読みやすくなります。
フォントの設定は地味ながら重要なポイントです。指定に従い、読みやすさを重視した設定をするよう心がけましょう。細かな設定を怠ると、卒論全体の品質が損なわれてしまいます。適切なフォントを使うことで、論文の価値が格段に高まるはずです。