【卒論で図の位置ってどのようにしたらいいのか?】
卒論においては、適切な位置に図を配置することが非常に重要です。図は本文の内容をわかりやすく補足するための重要な役割を果たします。そのため、図の位置を慎重に決める必要があります。
一般的には、以下のようなルールに従うのが望ましいとされています。
①図は最初に言及された箇所の直後に配置する
本文中で最初に図に言及された箇所のすぐ後に、その図を置くのがベストな方法です。読み手が本文の流れを追いながら、スムーズに図を参照できます。
②図が続く場合は1ページ内に収める
複数の図が続く場合は、可能な限り同一ページ内に収めるのが理想的です。ページをまたいで図が分かれると、読み手に負担がかかります。
③白紙ページは避ける
図の配置の関係で、白紙のページができてしまうことがあります。しかし、これは無駄な印象を与えるため避けましょう。レイアウトや体裁を工夫して、隙間なく使用するよう心がけましょう。
④改ページの影響に注意
図の前後で改ページすると、読み手に戸惑いを与える可能性があります。重要な図の直前または直後は、できれば改ページしない方が無難でしょう。
⑤図のキャプション(説明文)の記載
すべての図には、図の内容を簡潔に説明するキャプションを付けるべきです。キャプションの表記ルールは大学によって異なるので、注意が必要です。
このように、図の位置に関してはさまざまな点に気をつける必要があります。読みやすさ、わかりやすさ、体裁の統一など、様々な観点から配置を吟味しましょう。
レイアウトを工夫することで、見た目の美しさだけでなく、内容の理解度も高まります。図の位置決めは、卒論の全体の質を左右する重要な作業なのです。丁寧に組み立てることが何より大切です。