卒論で口頭試問がわからないときはどうすれば。

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【卒論で口頭試問がわからないときはどうすれば】

卒業論文の最後の関門である口頭試問。緊張の中で、審査員からの質問に適切に答えられるかどうかは大きな不安要素です。わからない質問に突き当たった場合、以下の対処法を心がけましょう。

  1. 落ち着いて質問を整理する
    焦って答えを探すよりも、一旦冷静になり、質問の本質を理解することが重要です。「もう一度おっしゃってもらえますか?」と聞き返し、要点を確認しましょう。
  2. 質問に関連する自分の知識を振り返る
    疑問に思ったことは、自分の知識の範疇にあるかもしれません。ここまでの研究過程や、論文本文の内容を思い返してみましょう。関連性のある部分を探ります。
  3. 率直に「わかりません」と答える
    どうしても答えられない場合は、あえて「すみませんが、その点は分かりません」と素直に答えるのが賢明です。無理に適当な答えをするよりも、謙虚さを見せたほうがいいでしょう。
  4. 推測に基づき、前向きな回答を試みる
    完全に理解できなくとも、自分なりの予測を述べてみるのも一案です。ただし、それが推測に過ぎないことを前置きし、質問の趣旨に沿った回答となるよう気をつけます。
  5. 次の研究課題や展望を示す
    質問に答えられない場合、代わりに「今後の課題やステップとしては~」といった展望を示すのもよいでしょう。論理的に次の研究の流れが描ければ、高く評価される可能性があります。
  6. 分からないことは遠慮なく質問する
    口頭試問の場では、審査員との質疑応答が大切です。自分から「この点が理解できていないのですが…」と質問を投げかけ、議論を重ねるのもよい態度といえるでしょう。

口頭試問は緊張の場面ですが、臆せずに堂々と対応することが肝心です。分からなくても焦らず、適切な対処で乗り切りましょう。審査員もそれを求めています。落ち着いて、自信を持って受け答えすることが何より大切なのです。

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