【卒論が未提出だとどうなってしまうのか?】
卒業論文(卒論)は、ほとんどの大学で卒業要件の一つとされています。つまり、卒論を提出しないと卒業そのものができなくなる重大な事態に陥ってしまいます。
卒論未提出の最悪のケースを考えてみましょう。
- 当該年度の卒業が認められない
卒論が未提出であれば、大学からその年度の卒業要件を満たしていないと見なされます。つまり、卒業が簡単には認められません。 - 卒業が翌年以降へ遅れる
卒業が認められないため、卒論を改めて制作し直し、次年度での提出を求められます。場合によっては再入学や新たな費用が発生する可能性もあります。 - 就職活動に重大な影響
就職予定であれば内定が取り消されかねません。卒業が翌年度に遅れれば、就職のタイミングがずれ込み、希望の就職先に内定を得られない事態になるでしょう。 - 卒業旅行などのイベントへの不参加
当該年度に卒業を認められないため、卒業を前提とした学校行事(卒業旅行、薫陶講座など)にも参加できなくなります。 - 学生生活の延長と追加費用の発生
卒業が翌年以降に遅れると、学生生活が長期化します。あらためて授業料などの費用が発生してしまう可能性が高くなります。
このように、卒論未提出はとてつもない損失につながりかねません。大学生活4年間の集大成であり、多額の費用と労力を費やした卒論は、決して軽んじられるものではありません。
卒論執筆に行き詰まったとしても、最後まであきらめずに取り組む姿勢が何より重要です。教員や友人に助けを求め、支援を得ながら、なんとしても卒論を無事に提出するよう心がけましょう。
不安やストレスを避けるためにも、早期の対策と後回しにしない姿勢が欠かせません。未提出による失態を回避し、有意義な学生生活を全うすることが大切なのです。