【卒論、バックアップって必要だよね?】
卒論の執筆が佳境に入ってくると、ある悩ましい問題が浮上してきます。それは「バックアップ」の問題です。
長い月日をかけて書き上げた膨大な卒論データ。もしパソコンが故障したり、ファイルが消えてしまったら…。そんな事態は誰もが恐れるところでしょう。実際に、私の知人でそういった被害に遭った人もいます。
卒論は命がけでも大げさではありません。体を壊さぬよう気をつけながら取り組む必要がありますが、データの安全性も等しく重要です。一旦データを失ってしまえば、甲斐なく時間と労力が水の泡になってしまいます。
そこで、卒論執筆においてはバックアップを必ず行う習慣をつけるべきです。具体的には以下の対策がおすすめです。
●クラウドストレージ(GoogleDriveなど)での保存
●USBメモリなどの外部記録媒体での保存
●自宅やメールへのデータ送信
この3つの方法を併用すれば、ある程度のリスクは回避できると思います。特にクラウドは便利で大切なデータをいつでも呼び出せるので重宝します。
もちろん、バックアップ作業自体が面倒に感じるかもしれません。しかし、卒論にかけた時間を考えれば、些細な手間などなんでもありません。
一方で最新版データだけでなく、中間セーブなどの過去のデータも残しておくことをお勧めします。思わぬ修正のミスに備えられるだけでなく、卒論の「履歴」として大切な記録にもなります。
さらにバックアップ以外にも、定期的に印刷したハードコピーを取っておく方が安心かもしれません。万が一、データそのものが失われた場合のリスク分散になります。
「バックアップは面倒くさい」と感じるかもしれません。しかし、卒論という作品に賭けているのは、あなたの大学生活4年間の思いです。たった数分の作業で、それを守ることができます。もしものときのリスクを最小限に抑え、卒論に集中できる環境を整えましょう。